こんまりさんの人生がときめく片づけの魔法
↑読んでみたい改訂版
初版は2011年、こんまりブームが世界中に起こったのは、もう一昔前のことなのですね。
当時の私には子どもが産まれて、あちらこちらから、おもちゃやお下がりの服を頂き、大量の物との向き合い方に考えさせられていました。
目をキラキラさせて片づけを語る、可愛らしいこんまりさんに憧れ、テレビのこんまり特集は必ず録画して見返して、物が増えるたびに何度も、こんまり本を片手に片づけをしました。
ときめきを基準に物を選んでいる時は直感的ではありますが、今の自分の生活の在り方に、しっかり向き合うことができてると思います。
必ず読破したいと思って買った、見るたびに表紙をなでたくなるお気に入りの古書、楽しかった旅の思い出が呼び起こされる思い出の写真。自分がこれからやるべきこと、やりたいこと、大切にすべきものを、トキメキで判断する。直感で着たいと思った服は、これから着るたびに幸せになれる服のはず。
流行は時間が経つごとに忘れられるものですが、こんまりさんは片づけ法を改良し進化し続け、マンガ版やカラー印刷のエッセイ本まで、何冊も本を出版されています。初版では、トキメキ一直線で若さと勢いが感じられていましたが、お子さんを授かってから出版された本には、最初の頃には無かった、穏やかさと優しさ、共感性があります。
マンガで読む人生がときめく片づけの魔法 単行本(ソフトカバー) ←マンガ版
毎日がときめく片づけの魔法 単行本 – 2014/1/8←写真が多く読みやすい第3弾
最近大変なことばかりだな、自分の望む方向に進んでないな、平凡で何も変わらない人生で良いのだろうか、、、
そんなとき、人生を変えようとこんまり本を片手に、たくさんの物とサヨナラした10年前を思い出します。
最近も人生に行き詰まりを感じ、書棚の奥からこの本を引っ張りだしてきました。
パッと本を開いてみると、そこには、
ジャージをはいていると、自然とジャージの似合う女になっていく
と、まったくその通りの、こんまりさんのお言葉がありました。
最近服が増えて、クローゼットに収まらないし、毛玉も気になるし、、、と思っていたので、とても心に刺さりました。
今日もまた、今の自分よりも美しく大人な女性になっている自分を想像しながら、こんまりさんに従い、服を片づけます。
こんまりさんの本をパラパラとめくりながら、太文字の部分を読むだけでも、元気が出てきます。
今日の易は、
誠をもって道を往けば咎なき、風天小畜四爻
落ち込むようなことがあっても、同じ毎日が続いて退屈しても、好きと思える服を着て一日を過ごせば問題なし。心を強く保てる。
そう思いながら、今日も服を選びます。

